海を越えた63枚の手紙たち

 

 

CDTを歩き終わってから、かれこれ2週間が過ぎようとしている。

 

ロサンゼルスでの生活と

自然の中での生活は

 

あまりにも世界が違いすぎて、4ヶ月間の旅の記憶は夢でも見てた様な感覚にさせられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、このタイミングで書いておきたいことがある。

 

 

「ポストカード大作戦」について!

 

 

ポストカード大作戦とは、、、

希望する方には、僕の旅先での日記を書いたポストカードを勝手に送ります!

ポストカード代も送料も僕が払う、自己満的な事を思いついてInstagramのストーリーで募集した企画という名の遊び。

 

 

 

 

 

 

 

この遊びを思いついたのは、歩き始めて1ヶ月半ぐらいの頃だったと思う。

 

海外に長く出るときは、ポストカードを書いて出すようにしているやけど、

 

今まで出していた人は、

家族・兄弟・職場

それと住所のわかる本当に親しい人

それぐらいだったから書いたとしても10枚程度。

 

 

そして、アメリカを歩いている手紙を家族に送るハイカーがちょこちょこいる。

 

連絡を取ろうと思えば、

いつでも取れる世の中なのに、

 

あえて、

時間と少しのお金をかけて届ける手紙。

 

 

 

 

その理由は、家族や友人との時間を大切にするアメリカの文化と、人は誰かに支えられて生きているという事を本能的に知っているハイカーだからなのかもしれない。

 

 

そんな光景を目にして、

 

なんかええなーって思う。

「あえて」ってところがポイントなんだろうな。

 

 

 

 

そこで、

テントを張って夕食が終わって、

なかなか寝付けなかった夜に、

 

「勝手に送ってみるか!!」

 

と思いつきInstagramのストーリーに「ポストカード大作戦」と題して募集をしてみた。

 

そんなこんなでポストカード大作戦は小さく始まったわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーで募集をかけてからは、

町に降りてインターネットを繋いでメッセージを見るのが楽しくて仕方なかった!

 

 

依頼があった人の住所を携帯にメモして、

トレイルに戻って夕方テントの中で一枚一枚日記を書いていく。

 

カードを一枚書くときには、無意識に送り相手の事を考えたりしながら書いていた。

出会った場所、

その人のキャラ、

その人の近況、

 

書いてる内容は日記でしかないけど、書いてる最中は色んな思い出に包まれていた。

 

実に贅沢な時間だったと思う。

 

 

古くからの友人

旅仲間

会社の同期

バイト先のお客さん

日本以外からも

スペイン・カナダ・ニュージーランド・ポルトガル・ドイツ・スイス・アメリカ

 

そして、一番驚いたのが僕と面識のないInstagramのフォローワーの方から依頼が来たことだ。

 

 

 

こんな形で人と繋がることもあるんだな。

来月その内の1人と東京で会うことになっている。

 

彼は来年PCTを歩きに行くようだ!

SNSのお陰でまたこうやって友達ができた。

 

 

 

 

 

 

そんなポストカード。

ポストカード自体の値段は買う場所によっては随分違うけど、平均すると$1程度。

そして、送料も約$1。

 

合計約$2。

大体200円ちょっと。

 

たった200円でこの手紙が海を越えて一人一人の郵便受けに入れられる。

 

「ほんとに200円だけでいいの?」

 

たった1枚のポストカードに関わる人の数を想像するだけで、200円は安すぎると感じてしまう。

 

 

ただいつ届くのかははっきりしない。

大体10日〜2週間と言われたけど、10日で届いた試しはない。

 

2〜3週間。

遅いときは1ヶ月以上かかることもあった。

 

 

急ぎの手紙でもない。

ゆっくり時間をかけて届いてくれればいい。

 

とにかくちゃんと届いて欲しい。

 

 

 

その気持ちだけだ。

 

 

 

 

無事に手元に届いた人は、これまたInstagramのストーリーに載せてくれたりしてるんやけど、、、

 

僕が町に降りた頃にはストーリーの期限が過ぎて、確認できないこともしばしば。

 

まぁ届けばよしだ!

 

 

そもそも、インターネットがなかった頃は、手紙が相手に届いたかどうかもわからず。返事を書いてくれたかもわからず、その時間に思いを馳せていたのだろう。

 

手紙の良さは届くまでの「時間」なのだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、2ヶ月ほどやってみたポストカード大作戦は63人から依頼を頂きました。

 

まだ届いてないのもあると思います。

11月中には届くと思うので、気長にお待ち下さい!

 

 

 

今回の旅がこんなに鮮やかだったのは、そこに63人の色が散りばめられていたからだと思います。

 

書いてる時にその人を思って

届いた報告に喜んで

帰ったら会って話ししたいなって想像して

 

ポストカードの内容は、その人を思う内容じゃなかったかもしれないけど、

 

辛いときは辛いことを書き

楽しいときは楽しい事を書き

 

自分しか見ない日記に書くのとは違って、誰かに話を聞いてもらっているような感覚で、書き終わった時は少し気が楽になったような気分でした。

 

 

 

 

 

 

 

それを作るデザイナー・カメラマンがいて

それをショップに納品する人がいて

それを売るギフトショップのスタッフがいて

それを買った僕がいて

それを受けとった郵便局員がいて

それを数人の郵便局員を繋いで

それが飛行機か船にのせられて

それを日本で受け取る郵便局員がいて

それが仕分けされて

それを配達のドライバーが運んで

それが書かれた住所のポストに入れられ

 

「あなたがそれを受け取る」

 

 

 

 

ほんとにどれだけの人が一枚のポストカードに関わって僕の手からあなたの手に届いたんだろう。

 

 

 

「一人だと早く動けるけど、遠くには行けない。数人だと動きは遅いかもしれないけど、どこまでだっていける」

 

そんな言葉を思い出した。

 

 

 

人はやっぱり一人では生きていけないな。

 

そんな事をポストカードを通じて、また考えさせられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝手に思いついた企画にお付き合い頂きありがとうございました!!

 

遠く離れたところから手紙が時間をかけて届くのは、どんな感覚でしたか?

 

僕は

ポストカード買って

日記と住所書いて

郵便局で切手貼ってもらって

 

それしか知らないので、受け取った人の気持ちも知りたいなって思ってます。

 

タイミングあったらお話し聞かせて欲しいです!!

 

 

 

 

 

 

テントから夕日を見ながら、

誰かに手紙を書く日が待ち遠しい。

 

 

 

 

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