去年に10月末に帰国し
今年3月から7年ぶりの一人暮らしを始めた
一人の場所が欲しいと思い立ったというよりは
次の旅が見つからないからといったほうが正しいのかもしれない
自転車に生活の全てを乗せて日本全国を回った
風の中を走る毎日が楽しくて仕方なかった
北海道で丘の上からエゾジカが僕を見ていた
東日本大震災の爪痕をこの目に焼き付けた
青森のねぶた祭りに熱狂した
小笠原で鯨やイルカを見た
そしてたくさんの友達ができた
英語とを金を手に入れるためにオーストラリアに渡った
そこでレモンと戯れる半年間を過ごした
知らない世界を見てみたいと思い
カバンに荷物を詰め込んで9ヶ月間の旅に出た
イエローナイフで空に揺らめくオーロラを見た
シアトルの路上でマリファナを数人たちを見た
ハバナのボロボロのパブでおじいさんと一日中酒を飲んだ
6088mワイナポトシを友人と一緒に登った
コチャバンバで親のいない子供たちと毎日サッカーをした
ミランドポリスで農業を手伝って日本食を食べた
リスボンからひたすら北を目指しサンティアゴデコンポステーラまで歩いた
メルズーガからラクダに乗り360度広がる砂漠の中で寝た
アメリカに出向き3年間で12500kmを歩いた
数え切れないほどの動物たちと出会った
人間と出会わない大自然に身を置いた
ブラックベアの親子に出会った
ネイティブインディアンのアパッチ族のクレージーウルフからセージをもらった
テントの中から天の川を何度も見上げた
とめどなく流れるいくつもの流れ星を数えた
毎回違う朝日と夕日に感動した
そして
数え切れないほど笑い
数え切れないほど苦しい思いをし
少しだけ泣いた
僕が物心ついた時にこんな未来を想像していなかっただろう
人生とはそういうものかもしれない
予定通りいってしまうことはそこまで面白くない
予定は立てた時点で意味などないのかもしれない
そんな偶然に身を任せて生きて行きたくない
という人がいるかもしれない
だが思い返して欲しい
今の自分が思い通りの人生を送っているだろうか?
人生とは偶然に起こる全てのことが必然に見えているだけかもしれない
そして、僕が見てきた世界は
無限に点在するパズルの1ピースにすぎない
人一人の一生ではそのピースは集めることはできないかもしれないが
できるだけおおくのピースを集めて生きて行きたい
さぁそろそろ時間だ
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