心と体。
3500kmの半分が終わって後半戦に突入した7月。
心と体について考える事が多くなった。
それはなぜか、、、?
50日以上歩いていると、特に考える事もなくなる。
空が明るくなれば、鳥が鳴き始め自然と目が覚め、
無意識に食朝食の準備を始め、
テントをたたむと、
6時になっている。
特に時間を気にしなくても、大体6時前後には、歩く準備が整う。
そこからは、ひたすら歩く毎日。
エネルギーを補給しながら歩みを進めて、
景色が開ければ足を止めて風を感じる、
太陽が傾き影が長くなったら寝るとこを探し、
気がつけば25mileが過ぎている。
たまたま話しかけてくれた夫婦が、数週間前に日本へ旅行に行ったらしく、
そのまま家に泊めてもらったり、
翌日、トレイルヘッドまで送ってもらって数時間、荷物持って歩いてくれたり、
人に優しくしてもらった日は元気に歩ける。
かと思えば、目が覚めた時に、
「今日はなんか元気ないなー」
って日があったり。
どこまでも歩けるような気分の時間帯もあれば、
先を考えて心が折れる日もある。
どうせ歩くなら、毎日最高のコンディションで歩きたい。
心も体も。
例え雨が降っていても。
どうすればこんな毎日が過ごせるのか?
ある日、頭が暇過ぎてそんな事を考えてみた。
歩いていると、心と体が連動しているんじゃないか?
と思う事がある。
体が痛みを感じると心も沈む。
先が長すぎると考えてしまうと足も重くなる。
街が近くなると足は軽くなる。
帰国してから家族友人に再会する事を考えると、時間が経つのが早い。
どうすれば心と体をいい状態で保てるのか?
歩きながら考えて出た答えは、
心も体も弱ってる時に、どちらかに元気を少しだけあげる。
最近はこの方法で歩みを進めている。
体に関してはなかなか元気をあげるのが難しい。
痛いものは痛い、
痒いものは痒い、
暑いものは暑い、
でも、心は考えてる事でコントロールできるような気がする。
自分が楽しいと思う事を考える。
何を考えようが自分の自由。
何を考えようが誰も何も言わない。
自分だけの世界。
会いたい人、
今まで見た景色、
やりたい事、
過去の思い出、
歩き終わった自分、
ワクワクするような、
楽しくなるような、
そんな事を考えていると、1時間が短い事を知れる。
心が上がっていると、歩く一歩一歩が力強くなっているような気にすらなってくる。
それと逆に、心が沈み切ってる時は、少し無理をしてでも力強く歩いてみる。
すると、どういう原理から分からないが、心もいい状態になっていく。
心が弱ってる時は、体を動かすのをオススメしたい。
トレイルに限らず有効な気がする。
心と体は繋がっているんだと思う。
自分の体と言う名の箱に入ってる事は間違いないのだから。
そんなブログを書いていたら残り1500kmがすぐそこにあるような気がしてきた。
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