ある程度どこの国に行っても都市部にいけば、
観光客や現地の人が利用する移動手段がある。
タクシー、
バス、
電車、
国によってはリキシャのようなものもあるだろう。
目的地を伝えお金を支払えば、
ある程度快適な空間で目的地に迎える。
多少なり料金を支払わなければならないが、
快適で、予定どうりにスケジュールをこなしていけるだろう。
でも、僕の場合、
できるだけそれは避けるようにしていた。
現地の人しか乗らないような乗り物に押し込められて、
「なんで日本人がここにいるんだ?」
というような目で見られることもよくあった。
時には、荷物を背負って何時間も歩いて目的地まで向かったこともある。
「その国を知る」
ということは、
その場所に行くことかもしれないし、
インターネットで調べることかもしれない。
ただ、より現地のことを知るには、
現地の人の生活とできるだけ同じことをすることだと感じた。
その一番の方法が、
「歩く」
ということ。
僕が有り余るほどのお金を持って旅をしていたらそうしていたかはわからないが、、、
もし、溢れるほどお金があったら「旅に出たい」とも思わなかったかもしれない。
歩くことのメリットは、
タクシーやバイクで移動していたら出会えなかった景色・店・人に触れることができる。
思い返してみらた、
友達に会いに行くために、
時間を短縮して移動した国よりも、
一日中歩き回った国の方がより理解が深いことに気づかされる。
そうすることによって、
様々な角度からその国や街、人を知ることができる。
もちろん、ハプニングに巻き込まれそうになることもあったが、
そんな旅が自分にはちょうど良かったと思う。
これは、海外に限ったことではない。
国内の旅行でも、
観光スポットだけに訪れて記念撮影をしていては、理解を深めることは難しいと思う。
色々振り返ってみると、
僕が幼少時代に走り回っていた地元では、
どこに何があって、
どこにどんな虫がいて、
どこに野良猫が住み着いてて、
どこの家のおばさんが強いか、
すべてのことが頭の中に入っていた。
旅に出ようが出まいが、やっていることはあまり変わっていないのかもしれない。
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