場所はいつも人だった

 

旅に出る前、

あの国のあの景色を見たい、

あの国のあの食べ物を食べてみたい、

 

そんな気持ちでいっぱいだった。

そんなある国の「あるモノ」を追いかけていた旅の序盤。

 

 

旅が長くなるにつれて、

本来は新鮮で感動的なはずの新しい経験に感動できない自分がいた。

 

 

 

それでも旅は続く。

 

そんな悩みとは関係なく時間の流れは止まることなく、

毎日、毎秒は待ってはくれない。

旅の月日が経つと思い出も増えてくる。

 

そんな時に、

旅を振り返ってみると、

 

一人で見た世界遺産よりも、

一人で食べた現地の食事よりも、

一人で泊まった素敵な宿よりも、

 

その国で出会った「人」との出会いが思い出の大半を占めていた。

 

 

 

彼女のことについて肩を組んで話した、子供達。

昼間からビールを飲みながら幸せについて話した、現地人。

宿の屋上で引き語りをしてくれた、旅人。

 

 

そんな、

なんでもない場所を、

忘れられない最高の場所にしてくれたのは、

 

いつも「人」だった。

 

 

ある国の食事、

ある国の街並み、

そんなモノにも勿論興味はある。

 

でも、それはそこで出会う人がいなかったら、

ただ目の前に広がる景色でしかない。

 

僕は出会う人に旅を彩ってもらったのだ。

 

 

World Gift 1st「場所はいつも人だった」

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