日中の猛暑と
夜中の寒さ
そんな毎日が繰り返されたSouthWyomingセクション。
日中の暑さを感じる時
夜の涼しさが恋しくなる
夜の寒さを感じる時
日中の暖かさが恋しくなる
でも、実際はそうはいかない。
日中は暑くて
夜は寒いのだ
どうせなら、適度なバランスで気温が変化してほしいと思ってならない。
でも、自然はそんな事気にもとめていない。
暑くて苦しくても、
自然はなにも思わない。
夜が寒くて寝付けなくても、
自然はなにも思わない。
雨が降っても、
風が強くても、
水が枯れていても、
雷が鳴り響いても、
自然は喜びも悲しみもしない。
自然はそこにただあり続けるだけだ。
当たり前だ。
自然は人間が作ったものではない。
そんな事を感じている時に、ダーウィンの進化論について何故か考えてしまった。
ダーウィンの種の起源を読む前は、
生き物が自然に適用して進化し生き延びてきたと勘違いをしていた。
その本に書かれていたことは少し違う。
様々な進化をした生物が、その時の自然環境にたまたま適応出来て、今この地球でたまたま生き延びているということが書かれていた。
生き延びた生物以上に絶滅した生物は沢山いるのだろう。
恐竜が隕石の衝突で絶滅したとは言われているが、その時代に空を自由に飛んでいた鳥の祖先は、隕石の衝突に対応して進化していたのではないと思う。
たまたま空を飛べたという事が、功を奏して現代まで生き残っているのだろう。
そんな事に考えを巡らしながら歩いていたSouthWyoming
僕はその自然をありのまま受け入れることだけだ。
自然の変化に合わせて、
心の炎を絶やさず、
次の一歩を繰り出す。
去年AT笑歩いている時に、友人からもらった言葉を思い出してしまった。
「自然をコントロールしようとしてはいけない。ただその一部であれ」
水、水、水、と渇きに耐えながら歩いていると、飲み水を確保する事が精一杯で、足を洗っていなかった事に気づく。
日焼けとはまた違う色に足が変化している。
ただ汚れているだけ。
そんな東洋人が道路脇でしゃがみこんでいたら、哀れに思ったのか通りすぎる車はほとんどの確率で止まり、
「大丈夫か?水いる?」
と声をかけてくれる。
自分史上最高に汚れている気がする。
そして、靴下からの悪臭もなかなか強大になりつつある。
早くシャワーが浴びたい。
そして、焼き鳥が食べたい。
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